
三重県松阪市に本社や拠点を置き、医療関連の製品開発で協力する6社組織「松阪メディカルメンバーズ(MMM)」は17日、鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市)などと産学連携に関する包括協定を結んだ。医療関連の新商品開発や、人材育成などに取り組む。
同日の調印式で、MMMに属する橋本電子工業(三重県松阪市)の橋本耕成社長は「医療関係を勉強してきた学生は即戦力になる可能性が高い」と包括協定に対する期待感を示した。
協定には三十三銀行が出資する地域商社の三十三地域創生(松阪市)も加わっている。2022年12月に三十三地域創生のマッチングにより、同大にMMMを紹介。23年3月に同大でMMMの展示会を実施した。地域医療の課題解決や人材育成などを迅速に進めるため、より深い関係構築を図ることにした。
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