東証スタンダード市場に移行する東邦アセチレン

東邦アセチレンは17日、東京証券取引所の上場先がプライム市場からスタンダード市場に変更になると発表した。東証が同日、市場区分変更を承認した。変更日は24日。流通株式時価総額が基準の100億円以上を満たしていなかったため、9月に取締役会で変更を決議していた。

2021年12月に公表したプライム市場の上場維持基準への適合計画も17日に撤回した。25年3月末時点の流通株式時価総額は65億8000万円だった。改善期間の終了期限である26年3月末までに適合することは難しいと判断していた。

堀内秀敏社長は「持続的成長と中期的な企業価値向上に取り組むという、当社の成長への意欲や戦略、方針に変更ない」とコメントした。

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