長谷工総合開発（東京・港）と長谷工コーポレーションは、千葉県市川市で冷凍冷蔵倉庫を竣工したと発表した。首都高速湾岸線のインターチェンジから約1.4キロメートル、東京都心部から約15キロメートルの位置にあり、物流アクセスに優れる環境を確保した。

竣工した倉庫は、保税倉庫申請と動物検疫の検査を両方受けられるエリアに位置する。地上4階建てで延べ床面積約1万3635平方メートルのボックス型施設だ。各階の床荷重が2トン毎平方メートル、2階と3階の天井高が7メートル、4階の天井高は6メートルで荷物を高積みできる。

バース部分（荷役スペース）には冷凍冷蔵コンテナ車専用の電源や、トラックの荷台と積み下ろしをするホームとの高さの違いを調整する「ドックレベラー」などを設置した。高圧受電設備は2階に設置し、水害や液状化などの災害リスクに備える。

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