
荏原は17日、欧州で商用の液化水素を運ぶための戦略的コンソーシアムを結成したと発表した。オランダに整備する液化水素の受け入れ基地や運搬船に荏原の液化水素用ポンプを提供する。荏原はコンソーシアムも通じ、国内外で液化水素ポンプ需要を開拓する。
コンソーシアムには、液化水素や脱炭素関連事業を手掛けるギリシャのエコログ、TBグローバルテクノロジーズ(東京・中央)、神戸製鋼所、福井製作所(大阪府枚方市)が参画する。
液化水素はマイナス253度という極低温で、ポンプには温度変化への耐久性が求められる。荏原は8月に日本水素エネルギー(東京・港)への出資を発表するなど水素関連で仲間づくりを進めている。
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