積水ハウスは大阪・関西万博「日本館」を解体した後の建材の再利用に乗り出す(4月、大阪市此花区)

積水ハウスは18日、10月に閉幕した大阪・関西万博のパビリオン「日本館」の建材を再利用すると発表した。強度に優れた直交集成板(CLT)と呼ぶ木質系材料で、今後具体的な利用方法を詰める。

部材を保管し再利用に向けた企画を練る。27年以降に活用していく方針だ。日本各地で制作する建築物などに活用する。1回の再利用にとどまらず、その後も別の用途などで利用し続ける。東京大学と建材の強度評価などで連携し、資源循環の可能性を探っていく。

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