
ジャパンモビリティショー福岡が18日、マリンメッセ福岡(福岡市)で開幕した。国内外計35ブランドの新型車やコンセプトカーなど、過去最多となる約250台が集結。各メーカーの最新車両のほか、県内で導入した水素燃料電池(FC)で動く救急車や、クルマ型から人型に変形するロボットなど幅広いモビリティを展示している。
今回のショーは2年ぶり9回目で、21日まで開催。前回の2023年より約2万人多い15万人の来場を目指す。

トヨタ自動車は福岡県内に一大生産拠点がある「レクサス」の新型モデル(26年春に発売予定)や、次期「カローラ」のコンセプト車を展示した。日産自動車は同県苅田町の工場で生産を予定している「エルグランド」の最新型などをお披露目した。
人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターをモチーフにした二輪車も登場。ホンダが赤色を基調にした「コライドン」を、トヨタが紫色の「ミライドン」をそれぞれ手掛けた。

自動車メーカー以外では、遊戯機械を製造する三精テクノロジーズのロボット変形ショーにひときわ多くの来場客が集まった。クルマ型から2足歩行の人型に変形するロボットで、モビリティショーでの展示は福岡が初めて。担当者は「一風変わったモビリティをみて技術力や面白さを感じてほしい」と話した。
同日開いた開会式に出席した福岡県の服部誠太郎知事は「多くの皆様に来場いただき、楽しんでもらいたい」とあいさつした。
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