
エトリア(横浜市)はこのほど、事務機業界が共同開発した再生プラスチックを同社の事務機向けに採用すると発表した。事務機や家電から回収したプラスチックを使った再生素材を導入し、環境への負荷を減らす。26年に自社で生産する製品向けに用いる。
エトリアは事務機生産を手がけ、リコー、東芝テック、OKIが共同出資する。再生プラはまず、エトリアが生産を代行しているリコー製の複合機部品向けで搭載する。26年の夏をめどに販売を目指す。
今回使う再生プラは、事務機の業界団体のビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)に加盟する企業と樹脂コンパウンドメーカーが共同で開発した。ポリスチレンと呼ばれるプラスチックを使っており、OA機器や家電から回収した原料を利用している。
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