ロンドンが14年連続首位
「世界の都市総合力ランキング」は、シンクタンクの森記念財団都市戦略研究所(東京)が2008年から毎年発表しているもので、25年12月に本年版が公表された。

ランキングは世界の主要48都市を、経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野、計72指標で評価。スコアを導き出して都市の総合力を2700点満点で示している。

16年から9年間にわたって3位だった東京は、調査開始以降初めてニューヨークを抜いて2位となった。居住分野が1位となったほか、文化・交流分野で2位に。環境分野では7位に上昇するなど、総合的な都市力の向上を示した。
大阪は外国人訪問者数など文化・交流の分野でスコアが伸び、総合順位の急上昇につながった。福岡は前年から2つランクアップの40位だった。
首位はロンドン。総合スコアを落としたものの、14年連続でトップを維持した。文化・交流、交通・アクセスの両分野では1位を、経済と研究・開発の両分野では2位を堅持している。
【資料】
- 森記念財団都市戦略研究所「世界の都市総合力ランキング2025」
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