りそなHD傘下4行は普通預金金利を引き上げる

りそなホールディングス(HD)傘下の4行は22日、普通預金金利を引き上げると発表した。りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行で0.2%から0.3%に引き上げる。日銀の利上げ決定を受けた対応で、2026年2月2日から適用する。

変動型住宅ローンの基準金利の指標となる短期プライムレート(短プラ)も引き上げる。りそなと埼玉りそなは2.125%から2.375%に、関西みらいは2.95%から3.2%に、みなとは2.2%から2.45%にそれぞれ引き上げる。いずれも26年2月3日に変更する。

りそなHD傘下行の自己居住用の住宅ローン残高は計14兆円(25年9月末時点)にのぼる。短プラ上昇により、変動型住宅ローンの契約者は26年以降、返済額の増加が見込まれる。

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