演習では、パソコンに入っている演習用ファイルの不審点などについて参加者が話し合った(22日、鹿児島市)

総務省九州総合通信局(熊本市)は22日、インターネットへの情報流出などを想定したサイバーインシデント演習を鹿児島市で開いた。企業や金融機関、学校のサイバーセキュリティー担当者ら35人が参加した。

この日は専門家による講演に続き、参加者がパソコンに教材として入っているファイルの不審点、サイバー攻撃を受けた場合の対処方法などを話し合った。

九州総合通信局は、企業などにサイバー防衛への意識を高めてもらうため2022年にこうした演習を始めた。熊本市、福岡市、宮崎市では実施済みで、今後は九州で未開催の県にも広げていきたいとしている。

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