関西国際空港に到着した訪日外国人(3日)

関西エアポートは22日、年末年始期間中(26日〜2026年1月4日)の関西国際空港の国際線利用者数が73万4800人になるとの予想を発表した。1日あたりでは前年実績比4%減となる。中国政府の渡航自粛要請を受けた中国系の航空会社の減便が響く。

期間中の出発旅客数が最も多いのは韓国(11.9万人)で、中国は36%減の6.8万人を見込む。東南アジアは14%増の7.3万人で、中国を上回る。

日系航空会社の中国路線への影響は出ていないとみられる。全日本空輸(ANA)の中国便の旅客数は前年を27%上回り、予約率は94%に達した。ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)も「インバウンド(訪日外国人)の割合が多いが、予約の入り具合は例年通りだ」(担当者)と話す。

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