北陸電力は22日、志賀原発1、2号機(石川県)で、原発の状態を把握する国の緊急時対策支援システム(ERSS)のデータ送信が停止したと発表した。1、2号機はともに停止中。監視は継続できており、プラントの状態に異常はないという。同社が原因を調べている。

北陸電によると、22日午後4時ごろ、システムの停止を知らせる警報が作動した。復旧しておらず、原発の状態はメールなどで国に報告しているという。

ERSSは原発に異常がないかどうか監視し、原子力規制委員会などと共有するシステム。北陸電は2014年8月に2号機の再稼働に向け規制委に審査を申請したが、合格していない。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。