プラン・ドゥ・シーは横浜郵船ビルを改装しホテルを運営する=同社提供

日本郵船が所有する1936年築の歴史的建造物「横浜郵船ビル」(横浜市)の改装・運営を手掛けるPlan・Do・See(プラン・ドゥ・シー、東京・港)は、2027年1月末に同ビルをホテルとして開業すると発表した。23日、ウエディングの先行予約受け付けを始めた。

ホテル名は「THE MARITIME HOTEL YOKOHAMA BAY」(ザマリタイムホテル横浜ベイ)で、全52室の客室のほか、レストランや宴会場、ウエディングチャペルも備える。

ホテルの客室は実在の港をテーマにした=イメージ、プラン・ドゥ・シー提供

ホテルやレストランの内装は日本郵船の定期航路があった各国の港、船上のデッキなどをテーマにした。担当者は「歴史のあるビルで、愛着を持っている地元の方々をはじめ、多くの旅行者にも楽しんでもらいたい」としている。

同ビルは日本郵船が創設50周年を記念して建設した。古典主義様式のデザインが特徴で、事務所として使用された後、23年まで日本郵船歴史博物館として活用していた。横浜市は市認定歴史的建造物に認定している。プラン・ドゥ・シーは5月から施設の所有者の日本郵船と改装を進めている。

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