自動車大手8社が25日発表した11月の世界生産台数は、前年同月比6.4%減の198万台だった。ホンダは先月に引き続き、中国系半導体メーカーのネクスペリアからの供給不足が響き、33.7%の大幅減だった。トヨタ自動車、日産自動車、マツダ、SUBARUも5%超のマイナスだった。

ホンダは10月にメキシコの工場を停止。米国やカナダでも減産していたが、いずれも11月中に正常化した。ただ、同社は今月末から1月にかけて、日本と中国でも減産を計画しており、影響は続いている。SUBARUは20.4%減。主力の群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)の工事に伴う一部稼働停止が影響した。

一方、インドで新型SUVが好調なスズキは14.1%増加。ダイハツ工業や三菱自動車もプラスだった。

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