島根県出雲市で新春を祝う「市新年賀会」が5日夕、市役所であり、来賓として出席した参院議員の出川桃子氏=自民、鳥取・島根選挙区=が、祝辞で「馬車馬のように働いて働いて……働いてまいりたいと思います」と述べ、就任前の高市早苗首相が昨年10月に述べたのと、ほぼ同じ発言をした。
- 高市首相「働いて働いて」 流行語大賞めぐり過労死遺族らが抗議会見
新年賀会は同市と市議会、市商工団体協議会など5団体の主催で、丸山達也知事や参院議員の青木一彦氏らも出席した。青木氏に続いて登壇した出川氏は「新年あけましておめでとうございます」と祝辞を始め、物価高や人口減少問題への対応など昨年を振り返った後、自らが初当選した昨夏の参院選での支援に感謝。約3分半の祝辞の終盤で今年の干支(えと)の丙午(ひのえうま)に触れて「丙午にあやかりまして、馬車馬のように働いて働いて働いて働いて働いて働いて働いてまいりたいと思います」と発言。高市首相を2回上回る7回、「働いて」を繰り返した。
「働いて働いて……」は、高市氏が自民党総裁に選出された直後の演説で発言。昨年の新語・流行語大賞の年間大賞にも選ばれたが、過労死で親族を亡くした遺族らが12月、東京都内で記者会見し抗議の意思を示すなどした。
閉会後、こうした遺族の受け止めについて聞いた朝日新聞の取材に、出川氏は「存じています。ワーク・ライフ・バランス(の充実)は、母親でもある私の政策でもある」とし、「働いて……」は「仕事に対する私自身の決意として述べた」と説明した。
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