武田薬品工業は9日、米バイオ企業のハロザイム・セラピューティクスと、主力の腸疾患治療薬「エンティビオ」の投与技術についてライセンス契約を結んだと発表した。ハロザイムの独自技術を使い、投与時間の短縮など患者の利便性向上を目指す。

武田薬品はハロザイムに一時金を支払い、将来的な開発や販売の状況に応じてマイルストーン報酬を支払う。金額は明らかにしていない。

ハロザイムは皮下投与の薬について、投与を効率化する技術を持つ。ハロザイムは「当社の技術を活用することで、患者が治療管理に費やす時間を減らし、より自分らしい生活を送れるよう支援することを目指している」とコメントした。

エンティビオは潰瘍性大腸炎やクローン病の治療薬として販売。2025年度の通期の売り上げ予想は9550億円を見込む。静脈注射と皮下注射タイプがあり、皮下注射は米国や欧州など50を超える国・地域で承認されている。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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