経営再建中の自動車部品大手、河西工業は、全額出資子会社の河西工業ジャパンの館林工場(群馬県明和町)を2027年3月をめどに閉鎖すると発表した。8日の取締役会で決定した。同社は25〜27年度の中期計画で拠点再編を含めた構造改革に取り組んでいる。
同工場では25年11月末時点で約70人が働いており、閉鎖後も雇用は継続する方針だという。他の拠点に生産設備を移管し、製品供給も継続する。工場閉鎖が連結業績に与える影響は精査中としている。
河西工業は日産自動車から出資を受けており、同社との取引が多い。河西工業は中期計画で北米事業を中心に収益改善に取り組み、27年度に4〜5%の営業利益率を目指すとしている。広報担当者は「海外の生産体制も検討を進めている。国内では閉鎖という形での再編予定はもうない」と説明した。
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