米スターラブスペースが開発を進める宇宙ステーション(イメージ図)

三菱商事は13日、2030年にも退役する国際宇宙ステーション(ISS)の後継基地開発を進める米スターラブスペースに追加出資したと発表した。利用料を支払う形で同社が構築する宇宙基地の実験区画の使用権も日本企業で初めて獲得した。物理や化学などが対象の施設で、創薬や材料開発などを実験する企業の利用を見込む。

三菱商事は1月上旬、スターラブへの出資比率を1%弱から数%に高め、宇宙関連企業の米ボイジャー・テクノロジーズ、欧州エアバスに続く第3位の株主になった。投資額は明らかにしていない。三菱商事は24年4月、スターラブに出資していた。

施設の老朽化で30年に運用が終了するISSの後継基地の開発をスターラブは手がける。直径は約8メートル、高さ17メートルの6階建てで24年末に基本設計を完了した。詳細な設計も25年12月に完了しており、29年の打ち上げをめざす。日本企業では三井住友信託銀行も25年12月、スターラブに出資したと発表している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。