
結婚式場大手のノバレーゼは、国の登録有形文化財「旧マッケンジー住宅」(静岡市駿河区)を利用した結婚式場を2026年3月に開業すると発表した。同住宅はカーペットを敷設するなど一部改装したうえで受付や待合所にする。趣のある歴史的洋館を新たな門出の舞台として提供する。
ノバレーゼは20年間にわたって土地と建物を賃借し、結婚式場として運営する。敷地内に2階建ての施設を新設し、チャペルや披露宴会場を設ける。開業に向けて予約受付を7月中旬に始めた。結婚式がない日は一般に公開する。
旧マッケンジー住宅は1940年に完成した白壁の洋館。名建築家として知られるウィリアム・ヴォーリズが設計し、静岡茶の振興や福祉の増進に尽力した米国人のマッケンジー夫妻が住んだ。現在保有する静岡市による耐震補強工事などが3月までに完了していた。
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