
北海道農業協同組合中央会(JA北海道中央会、札幌市)の樽井功会長は27日の定例記者会見で、これから稲刈りが本格化する2025年産米がスーパーなどに流通する時期について9月中旬ごろになると語った。25年産米は猛暑の影響で例年より1週間から10日ほど早く生育が進んでいる。ただ直近は雨が続き、稲刈りは9月上旬以降に本格化する見通しだ。
米の流通価格について樽井会長は「高いに越したことはないが、新米価格がどう判断されるのか、消費者に喜んでもらえる価格を見極めなければならない」とした。
また高温による農作物への影響について、ホクレン農業協同組合連合会(同)の徳田善一副会長は「タマネギやバレイショなどは例年より肥大化が鈍くなっている」と説明した。
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