
日本たばこ産業(JT)は27日、海外子会社を通じてユーロ建てハイブリッド債(劣後特約付き社債)を発行すると発表した。発行額や利率は未定としている。年限は30年で、米国を除く欧州やアジアなどの海外市場で募集する。
発行会社は、海外たばこ事業の金融業務を担うオランダ子会社のJTインターナショナル・ファイナンシャル・サービシズ。主幹事には英スタンダードチャータード銀行を指名した。
今回発行するハイブリッド債で調達した資金を用いて、同子会社が20年10月に発行したユーロ建てハイブリッド債を買い入れる。残額は5億ユーロという。英国時間9月2日の午後4時に投資家からの応募を締め切り、4日に取引を完了する。
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