協定を結んだ東大の目黒公郎教授㊧、陸前高田市の佐々木市長㊥、NTT DXパートナーの長谷部豊代表取締役㊨(14日、東京都文京区の東大本郷キャンパス)

岩手県陸前高田市と東京大学、NTT東日本グループのNTT DXパートナー(東京・新宿)は14日、災害時の情報伝達で連携する協定を結んだ。デジタル技術を活用して有事に住民に避難指示などの情報を確実に伝える際の課題解決について3者で検討・研究する。

NTT DXパートナーの自動音声一斉配信システム「シン・オートコール」を使う。携帯電話にはショートメッセージサービス(SMS)で、固定電話には音声で情報を伝える仕組みで、陸前高田市は2023年11月から導入している。

今回の協定で3者は同システムの陸前高田市での定着に加え、追加すべき機能やこれまでの運用から得られたデータの活用策を総合的に研究する。さらに平時での利用についても検討する。

東大本郷キャンパス(東京都文京区)での締結式で陸前高田市の佐々木拓市長は「私たちは東日本大震災の絶望の淵から立ち上がった。次の災害に備えて防災施策に取り組んでいるが、人口減や災害の激甚化もあり今後の防災にはデジタル技術が不可欠だ」と語り、今回の協定締結に期待を寄せた。

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