島根県は出雲空港(島根県出雲市)に、航空機に鳥が衝突するバードストライク対策として高周波を発する防除装置を設置し、1月から運用を始めた。同空港は宍道湖畔に立地し、渡り鳥の飛来なども多い。重大事故や航空機の損傷などによる遅延を防ぐため「新兵器」で対策を強化する。

湖に突き出した滑走路の近くに装置を1台設置した。スピーカーが4台ついており、ピーという鳥の鳴くような高周波の音が響く。人体への影響はないという。導入費は40万円。空港の運用時間中の午前7時半から午後8時半まで使用する。
出雲空港は離着陸1万回当たりの鳥との衝突率でみると、2024年までの5年間平均で12.22件に上る。年間の離着陸1万回以上の空港のなかでは宮古、石垣の両空港に次ぐ多さだ。
出雲空港では25年末に夜間の監視用に暗視カメラも導入した。県は花火やスターターピストルで鳥を追い払うといった従来からの対策に加えて、新たな装置の効果を見極める考えだ。
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