自動化ニーズの高まりにより、不二越の26年11月期は最終増益の見通し

不二越が14日発表した2025年11月期の連結決算は、純利益が前の期比57%増の52億円だった。従来予想の40億円から上振れした。円安効果に加え、政策保有株の売却益31億円を計上したことが寄与した。26年11月期は人手不足による自動化需要の高まりなどを受けて最終増益を見込む。

売上高は2%減の2359億円、営業利益は47%増の97億円だった。中国の自動車向けで設備投資を見直す動きの影響があったが、原材料価格上昇の価格転嫁や生産集約などで営業利益率は改善した。

26年11月期の売上高は前期比3%増の2430億円、純利益は22%増の64億円を見込む。米国における製造業の国内回帰などを受けて自動化ニーズが高まるほか、高成長するインドがけん引する。

黒沢勉社長は26年11月期の会社計画について「米国の政策変更や中国経済の停滞など業績の下振れリスクを織り込んだ最低ライン」とした上で、「ロボットを中心に全商品で計画の上積みを図りたい」と話した。

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