高級百貨店を運営する米サックス・グローバルは14日、米連邦破産法11条(チャプター11、日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。百貨店の営業は続けるとし、約17億5千万ドル(約2800億円)の資金調達も発表した。

 サックスは、ニューヨーク市の5番街にあるサックス・フィフス・アベニューのほか、バーグドルフ・グッドマンなど複数の高級百貨店を運営する。ロイター通信によると、同社はテキサス州の破産裁判所に提出した文書で、資産と負債額を推計10億~100億ドルと記載している。無担保債権者には、シャネルや、グッチなどを傘下に持つケリングが名を連ねているという。

 米メディアによると、ネット通販が拡大して競争が激化したほか、コロナ禍の2020年に破綻(はたん)した同業のニーマン・マーカスを買収したことが経営の負担になった。

 24年には、ニューヨークのクリスマスの風物詩だった、サックス・フィフス・アベニューの外壁を使ったライトショーが中止となり、話題になっていた。

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