自動車業界の労働組合でつくる自動車総連は15日に開いた中央委員会で、2026年春季労使交渉でベースアップ(ベア)に相当する賃上げ要求の目安額を「月1万2000円以上」とする方針を決めた。25年は「月1万2000円」だった。

自動車産業は米関税政策などで業績が悪化傾向にあるが、物価高に対応するため26年も賃上げを求める姿勢の継続が重要だと判断した。1万2000円は5%程度の賃上げに相当する。自動車総連は25年12月に目安額を含めた交渉方針の案を公表していた。

自動車総連は業種ごとの賃金体系などが異なることを背景に、19年の春季交渉からベアの統一要求を見送っていた。25年交渉からは交渉の「目安額」を提示し、中小の労組でも賃上げを求めやすくする手法を採用している。

賃上げのほか、年間休日を5日増やすことも要求する。

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