
ベネッセコーポレーションは15日、小中学生の「不登校・フリースクールに関する意識調査」の結果を発表した。不登校経験のある小中学生の子供がフリースクールを「一度も利用したことがない」と答えた保護者が82%だった。
調査はベネッセの保護者向けアプリと不登校向け情報サイトに登録している小学1年生〜中学3年生の保護者2240人を対象とし、2025年11月5〜11日に実施した。
現在不登校あるいは不登校の兆候がある小中学生の保護者にフリースクールの利用を希望するか聞いたところ、「条件が合えば利用したい」が74%で最も多かった。「利用するつもりはない」(11%) 、「考えたことがない」(6%)と続いた。
フリースクールに期待することを複数回答で聞くと、小学生の保護者は「友達や同世代の人と関われる場」が74%、「学校以外の安心できる居場所づくり」が73%だった。中学生の保護者は「学び直しなど学習の遅れへのサポート」が72%、「友達や同世代の人と関われる場」が66%だった。
国や自治体に期待するフリースクールへの支援については、複数回答で「利用料の補助」が87%と最多だった。「フリースクールの質を保証する公的な認証制度」が50%、「卒業後の進学・就職支援」が49%と続いた。
文部科学省によれば、24年度の不登校の小中学生は35万3970人と過去最多となり、大手教育企業のフリースクール参入も相次ぐ。ベネッセは「フリースクールの必要性はあるものの、認知不足や費用面の負担、地理的な制約によって利用が進んでいない」と指摘している。
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