稲取地域で低速EV「稲取きんめ号」を走らせる(16日、静岡県東伊豆町)

静岡県東伊豆町は17日、低速電気自動車(EV)を走らせる実証実験「稲取きんめ号」を始める。期間は3月8日まで。伊豆急行伊豆稲取駅から南側の3キロ圏内で温泉街や商店街などを周遊する。観光客や地元客が街並みや景色を楽しめる移動手段として、街の魅力を発信し観光交流を促す。

合同会社うさぎ企画(静岡県長泉町)が運営する。最大5人乗りの電動カートを使い、東海バス(伊東市)に委託し運行する。県の補助金も活用する。停留所は13カ所に設け、毎日午前10時30分から午後4時15分までを原則1時間間隔で運行する。料金は1日乗り放題券が500円で、1回券は250円。1日あたりの利用目標は7〜8人、15〜20回とする。

乗車券は対話アプリ「LINE」の東伊豆町公式アカウントから電子決済で購入できる。現金などの場合は伊豆稲取駅舎内の施設などで販売する。ふるさと納税を使って寄付すると町内の飲食店や土産物店で使える感謝券の利用にもつなげ、地域内の消費拡大を狙う。

16日のお披露目式で岩井茂樹町長は「人口減が進むなかでも、町民や観光客の移動が増えることで地域の活力は維持できる」と話した。

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