イトーヨーカ堂が販売する2026年のバレンタイン商品(16日、東京都江戸川区)

イトーヨーカ堂は16日、2月14日のバレンタインデー向けの商品説明会を開いた。物価高で消費者の節約志向が高まっていることから、300円以下のチョコレートや焼き菓子などばら売りの商品を2025年から4割増やした。売上高は1割増を目指す。

9日から既に販売を始めており、2月14日まで全国の180店舗で取り扱う。商品数はヨーカ堂のオリジナル商品300品を含め、約1100品と前年から1割増やす。

節約志向の高まりを受け、1つずつ包装されたばら売り商品を大きく増やした。108円のマドレーヌやフィナンシェのほか、もみじ形のドーナツ生地をチョコでコーティングしたお菓子(291円)など300円以下の商品を110品そろえる。チョコやあめ、焼き菓子など好きな商品を選んで詰め合わせることができる缶を用意する。

イトーヨーカドー限定の新商品としてミント味のスティック状チョコ「MINT MANIA(ミントマニア)」も販売する。ミントとチョコの味のバランスを楽しめるように工夫した。価格は8本入りで1598円。

カカオ豆の価格が高騰していることから、包装資材を見直すことでヨーカ堂が輸入販売するオリジナル商品の値上げ幅を1割程度に抑えたという。

16日、都内で開いた説明会で、イトーヨーカ堂の銘店・食品ギフト担当マーチャンダイザーの荒幡淳氏は「自分用にチョコを買う消費者が増えている。チョコミントや和菓子など新たな商品を取りそろえて、多様化する消費者のニーズに応える」と話した。

【関連記事】

  • ・百貨店のバレンタイン商戦 カカオ高騰もチョコ以外や実演で需要喚起
  • ・ロッテ、グループでバレンタイン商品発表 日並び良く高額品売り込み
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。