東京ガス子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES、東京・港)は16日、データセンターの開発支援に取り組むと発表した。都市ガスを燃料とする自家発電設備の導入を提案し、送電網が整備されていない場所でもいち早くデータセンター事業を開始できるようにする。
TGESは不動産サービス大手のシービーアールイー(CBRE、東京・千代田)、インフラ事業開発コンサルティングのラ・クレ・ドゥ・ジョワ(京都市)の2社と連携して取り組む。
都市ガスを燃料に電気と熱を生み出す「ガスコージェネレーションシステム(CGS)」を顧客のデータセンターに設置する。データセンターは大量の電力を使うため送電網の増強が必要になる。事業開始まで10年かかる場合もあるが、CGSを使えば外部の送電網に頼らず電力をまかなえるため、2〜3年で事業開始できる。
大規模停電時にデータセンターのサーバーへ電力を供給し続けられる利点もある。CGSで生まれる熱を冷媒の気化に使うことでサーバーを冷やす冷房もまかなえる。3社はデータセンターの計画初期段階からCGSを提案し、早期の事業開始に貢献する考えだ。
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