原発視察を前にあいさつする、柏崎市の桜井市長(右、16日、新潟県)

新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は16日、市内に立地し20日に原子炉を起動予定の東京電力ホールディングス(HD)柏崎刈羽原子力発電所を視察した。終了後記者団に、本人確認など原発のセキュリティー確保に関して「率直な反省をベースにした新しいシステムの説明もあり、一定程度以上の納得が得られたのではないか」と述べ、評価した。

視察には柏崎市議なども参加し、同原発の幹部と意見交換もした。桜井氏によると、意見交換で市議からは多重的な防護や新しい装置などがよく整備されていると東電の取り組みを評価する声が出た一方、テロ対策施設が未完成の中での再稼働を心配する意見などがあった。また、正確な情報を遅滞なく発信してほしいとの要望も出たという。

桜井氏は「中央制御室の職員が自然体で責任を持って仕事をしていて安心した」などと感想を述べた。

視察に先立ち桜井氏は「私自身を含め色々な方が再稼働に対する意見があり、東電に対する考えもある。こういったことをもう一度心に刻みながら再稼働に向かってそれぞれ誠実な仕事をしていただきたい」とあいさつした。同原発の稲垣武之所長は「(再稼働に向け)一つ一つの工程を慎重に確認を進めながら、やってまいりたい」と話した。

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