津田駒工業は16日、2026年11月期の連結最終損益が2億5000万円の黒字(前期は2億6200万円の赤字)になりそうだと発表した。主力の中国市場で現地の織物企業からの繊維機械の受注が拡大すると見込む。同社は24年11月期に黒字を計上するまでは5期連続で赤字を計上していた。黒字化を見込む一方、8期連続の無配を想定する。

記者会見する高納伸宏会長兼社長(16日、金沢市)

売上高は2%増の360億円を見込む。売上高の7割は中国やインドなどアジアが占める。中国ではスポーツ用品大手の安踏体育用品(ANTA)など国内ブランドの売れ行きが良く、同社と取引のある織物企業などからの受注が増えるとみる。

25年11月期末の自己資本比率は9.7%と24年11月期末から0.7ポイント回復したが、新型コロナウイルス禍前の30%台には戻っていない。記者会見した高納伸宏会長兼社長は「利益を積み上げるしかない」とし、原価低減などに注力する方針を示した。無配予想については「原資の確保が困難」と理由を説明した。

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