東京電力ホールディングスは、20日に予定していた柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の再稼働を延期する方針を固めた。制御棒を引き抜く検査で、鳴るべき警報が正常に作動しないトラブルが起きたため。関係者によると、再稼働は数日遅れる見込みだという。19日午後にも詳細を説明する。
- 【そもそも解説】事故処理続く中、東電が運転再開めざす原発とは
制御棒は、原子炉内に挿入して核分裂反応を抑える装置。東電は6号機の再稼働にあたり、17日に制御棒を炉から引き抜く検査を行っていた。原子炉が起動していない状態では、炉内に入っている全205本のうち1本を引き抜き、さらに他の制御棒を引き抜こうとすると警報が鳴る仕組み。検査でこの機能についてチェックしたところ、作動しなかったという。
東電によると、トラブルの原因は制御棒の不用意な引き抜きを防ぐ機能の設定ミスだったという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。