
中部電力は20日、大手リース会社の三菱HCキャピタルや東急不動産などと手掛ける鳥取県米子市のバイオマス発電の事業から撤退すると発表した。2023年に発生した火災により復旧や再発防止策に要する費用がかさみ、事業継続が困難と判断した。撤退に伴う損失は100億円程度を見込む。
「米子バイオマス発電所」は22年4月に営業運転を始めた。年間発電量は3億9千万キロワット時で一般家庭12万5千世帯分の使用電力量に相当する。火災後は運転を停止しており、再開に向けた検討を進めてきたものの断念した。発電設備の撤去工事は28年度までに順次進める予定。
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