ネイサンズのホットドッグ早食い大会はニューヨーク市の夏の風物詩だ=ロイター

【ニューヨーク=西邨紘子】米豚肉大手のスミスフィールド・フーズは21日、米老舗ホットドッグ・チェーンのネイサンズ・フェイマスを4億5000万ドル(約711億円)で買収すると発表した。2014年から独占ライセンス契約を通し「ネイサンズ」ブランドの商品を販売しており、買収により商品展開をさらに加速する。

ネイサンズは米ニューヨーク市でホットドッグ早食い大会を主催し、夏の風物詩にもなっている。日本のフードファイター、小林尊氏が6連覇したことで日本でも知られるようになった。2017年からは米メジャーリーグ・ベースボール(MLB)の「公式ホットドッグ」に認められるなど、ブランド知名度が高い。

ネイサンズは1916年、ニューヨークで創業した。ファストフード店舗約150店をフランチャイズ展開するほか、近年はスミスフィールドとのライセンス契約を通して加工肉食品の小売り販売を伸ばしてきた。両社の契約は32年に失効予定だった。

スミスフィールドはネイサンズ1株あたり現金102ドルを支払う。26年前半に買収手続き完了を見込む。シナジー(統合)効果により、2年後までに年間900万ドルのコスト削減につながると説明している。

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