
不動産経済研究所が26日発表した新築分譲マンション市場動向によると、2025年に関西2府4県で販売された1億円超えの物件の戸数は前年比20.1%増の972戸だった。記録が残る00年以降で最多となった。富裕層や共働きで世帯年収が高いパワーカップルなどの高い需要を背景に高価格帯のマンションの販売が伸びている。
1平方メートルあたり単価は前年比5.1%高い95.3万円と、5年連続で最高を更新した。高価格帯のマンションが多かったことが単価を押し上げた。伝統的に高級住宅地として知られる阪神間に加え、タワーマンションの中〜上層階での供給が増えているという。
「億ション」では東急不動産の「ブランズタワー大阪梅田」(大阪市北区)が180戸売り出し、最高価格は10億3110万円だった。物件あたりの平均売り出し価格で高かったのは近鉄不動産の「ローレルコート京都河原町三条」(京都市中京区)の第1期で、2億2169万円だった。
マンション全体の発売戸数は11.8%増の1万6922戸。高価格帯と同時に小規模で値ごろ感のある投資用物件の販売も伸びている。投資用物件の伸びが大きかったこともあり、1戸あたり平均分譲価格は前年比0.5%安の5328万円と8年ぶりに下落した。
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