大森市長は中心市街地の全体に人の流れが向かうことを期待した(26日、岡山市)

岡山市は市中心部の路面電車を延伸環状化する事業計画案を発表した。JR岡山駅から2キロ離れた「岡山芸術創造劇場ハレノワ」周辺に新区間を整備して駅からのアクセスを改善する。2029年度中の運行開始を目指す。

既存の大雲寺前電停を東進してハレノワ前を通り、西大寺町電停に至る約0.6キロの新たな軌道を整備し、岡山駅発着の環状線「ハレノワ線(仮称)」とする。路面電車は26年度末に岡山駅前広場に乗り入れを予定する。大森雅夫市長は26日の記者会見で「駅前の人の流れが中心街全体に及ぶのではないか」と述べた。

路面電車は両備グループの岡山電気軌道(同市)が運行する。延伸区間の約27億円の整備事業費は国の補助を使って市が負担し、固定資産税相当額や新環状線の維持管理費も市の負担とする。ハレノワ線が営業赤字の場合は赤字額の50%を市が支援し、黒字の場合は黒字額の50%を同社が市に納める。

同社の小嶋光信社長は「ハレノワのにぎわい効果を市内中心部に広く波及させて、元気でワクワクする岡山を実現することを期待している」とコメントした。

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