明電舎は30日、2026年3月期の連結純利益が前期比11%増の205億円になる見通しだと発表した。従来予想は11%減の165億円で、40億円の上方修正となる。関係会社の事務所などが入っていた東京都品川区の建物を土地と合わせて売った固定資産売却益などが押し上げる。

売上高は8%増の3250億円と、従来予想の3300億円から下方修正した。電気自動車(EV)向け部品で搭載車種の販売台数減の影響を受けるほか、電力インフラ事業や社会システム事業の一部で人手不足などによる工事進行の遅れが生じる見通しなのを反映した。

明電舎が同日発表した25年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比7%増の2038億円、純利益が63%増の96億円だった。EV向け部品は苦戦したものの、データセンターの広がりなどを背景に送配電設備を手掛ける電力インフラ事業などが堅調に推移した。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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