JR東海の丹羽社長はネット予約サービスの普及に意欲を示した(28日)

JR東海などは28日、対話アプリ「LINE」で東海道・山陽・九州新幹線を予約できるサービスを10月4日に始めると発表した。会員登録やクレジットカードの情報登録が不要で、専用アカウントを「友だち」に追加するなどして利用できる。支払いは決済アプリのPayPayのみに対応する。登録した交通系ICカードや改札用のQRコードを使って乗車するチケットレス仕様にした。

サービス名は「LINEからEX」で、既に提供しているネット予約「EXサービス」の新形式として提供する。従来のEXサービスはカード情報などの登録が必要だった。記者会見した丹羽俊介社長は、新幹線の乗車頻度が低い利用者を念頭に「手間だと思う方もいるのではないか」と説明。手軽に使えるようにすることで、EXサービスの普及につなげる考えを示した。

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