今年の節分シーズンで、恵方巻きの販売価格にコメの高騰が大きく影響している。民間の調査会社「帝国データバンク」によると、恵方巻きの平均価格は1173円(税込み)と、前年と比べて11.7%と大幅に上がり、2年連続で10%超の値上げとなったという。
帝国データバンクが、全国の大手コンビニエンスストアや外食チェーン、スーパーなど104社を対象に、一般的な五目・七目の恵方巻きの価格を調べた。それによると、平均価格は1173円(税込み)で、2025年の1050円から123円高くなった。2024年は949円だった。
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今年の値上げ幅をみると、「100円未満」が全体の3割を占めた。また、150円以上値上げした割合は2022年以降で初めて2割を超える一方で、「据え置き」(値下げ)も3分の1を占め、「値上げ」と「価格維持」で、判断が分かれているという。
値上げの背景には、原材料の高騰が影響しているという。帝国データバンクの推計によると、特にコメは前年比で30%値上がりし、のりや鶏卵は10%高くなっている。
また、売れ残りを防ぎ、食材廃棄のコストを抑えるため、ほぼすべての企業で予約制で販売しているという。
大手スーパーのヤオコー(埼玉県)は、恵方巻きの値段を据え置いた。売れ残りを減らすための予約販売の強化や、お得なセット販売などを通して、原料費の高騰に対応しているという。
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