
日清食品ホールディングス(HD)が3日発表した2025年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比10%減の390億円だった。国内外で資材価格の高騰が収益を押し下げた。事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス、337億円)は上回った。
売上高にあたる売上収益は1%増の5865億円だった。国内販売が伸び増収を確保した。原材料や包材などのコスト上昇を補えず、営業利益から新規事業の損益やその他収支を除いた「既存事業コア営業利益」は13%減の583億円となった。
地域別では海外事業のコア営業利益が17%減と振るわなかった。なかでも米州は32%減だった。10〜12月期に米国で販売数量が増加に転じたが、拡販費がかさんだほか、インフレによる消費低迷や韓国メーカーとの競争激化が響いた。
26年3月期の連結業績見通しは据え置いた。売上収益は前期比2%増の7920億円、純利益は22%減の430億円を見込む。
同日午後1時15分の決算発表後、東京株式市場で日清食HD株は上げ幅を拡大した。一時、前日比230円(7%)高の3330円を付けた。終値は5%高の3253円だった。
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