
KPPグループホールディングス傘下の王子ファイバー(東京・中央)は、紙製の人工芝に使う紙糸を製造する工場を石川県小松市に竣工すると発表した。投資額は非開示。生産能力は2026年度に2万5000平方メートルを見込む。紙糸は生分解性があることから、環境意識の高い法人などの需要が見込めるとみている。
6日に竣工式を開く。新工場では紙糸をねじり強度をあげる工程を担う。酒井商店(石川県小松市)とOEM(相手先ブランドによる生産)契約を結び同工程を委託する。新工場では強度を高めながら効率的に生産できる技法を取り入れ増産体制を構築する。
従来の人工芝は海洋汚染を引き起こすマイクロプラスチックの原因になると報告されている。人工芝はこれまで主に屋内向けの引き合いが多かったが、近年では屋外向け製品への関心も高まっていることから増産を決めた。今後も需要に応じて段階的に増産する計画だ。
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