水処理大手のメタウォーターは5日、東レ子会社で水処理事業を手がける水道機工にTOB(株式公開買い付け)を実施し、株式を非公開化すると発表した。少数株主の持ち分である約49%の取得を目指し、東レは51%を持つ親会社にとどまる。水道インフラの老朽化が深刻化する中、技術を持つ企業との連携を深めて更新需要を取り込む。

1株あたりの買い付け価格は5日終値(3870円)と比べて5%高い4050円。取得総額は約85億円の見通し。TOB期間は6日から3月24日まで。成立すれば水道機工は東証スタンダードで上場廃止となる。

水道機工は1924年に創業し、ろ過装置など水処理関連の技術に強みを持つ。メタウォーターは自治体の上下水道設備の設計などを手がけ、設備更新や水道運用で民間企業のノウハウを活用する官民連携「ウォーターPPP」に力を入れる。水道機工や東レの持つ技術を生かし、PPPや設備更新の需要を取り込む。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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