くす玉を割り、山形市が4年連続でラーメン消費額日本一になったことを喜ぶ関係者(左から3人目が佐藤市長、6日、市役所)

山形市のラーメン消費額が4年連続で日本一となった。総務省が6日公表した家計調査によると、2025年の中華そば(ラーメン)の1世帯あたり支出額(2人以上、外食)は2万5102円だった。24年を2713円上回って00年以降の最高額を更新し、2位の新潟市(1万9073円)以下を大きく引き離した。

月ごとの公表データを山形市が集計した。ラーメン店主有志による「『ラーメンの聖地、山形市』を創る協議会」の鈴木敏彦会長(麺辰店主)らが市役所に集まり、結果発表を待った。首位を守ったことがわかると、くす玉を割って喜びを分かち合った。2位との差額は22年623円、23年2369円、24年6097円、25年6029円だった。

山形市のラーメン消費額は13年から8年連続で1位を守っていた。21年は新潟市に抜かれたが、協議会を設立した翌22年に首位に返り咲いた。佐藤孝弘市長は23年に「聖地」を宣言し、ラーメンの魅力を発信する取り組みが盛んになっている。

例えば、市はラーメンを出す約180の市内飲食店が参加するデジタルスタンプラリーを28日までの120日間開催している。集めたスタンプの数に応じ、ステッカーやTシャツなどの景品をもらえる。

4連覇を祝う横断幕も掲出した(6日、山形市役所)

佐藤氏は「市民は4連覇を誇りに思ってほしい」と呼びかけた。そのうえで「ラーメンは暮らしに根付いた食文化の一つで重要な地域資源だ。『聖地』のブランドをもっと強くし、訪日客(インバウンド)を含む観光誘客にもつなげたい」と意気込んだ。

協議会の寒河江洸副会長(らーめんめ組店主)は「5連覇に向け、日々ていねいに営業したい」と話し、高橋雅俊副会長(らー麺山之助店主)は「福島や仙台、新潟といった近隣の市と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、日本全体も盛り上げたい」と言葉に力を込めた。

麺辰はラーメンのふるまいもした(6日、山形市役所)

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