タムラ製作所は希望退職の募集に伴う特別損失で減益幅が拡大する

電子部品製造のタムラ製作所は6日、2026年3月期の連結純利益が前期比78%減の6億円になる見通しだと発表した。42%減の16億円としていた従来予想から10億円下方修正した。1月に公表した希望退職者の募集に伴い特別損失が発生することが響く。

売上高は5%増の1200億円、営業利益は4%減の50億円とする従来予想を据え置いた。タムラ製作所は2月9日から27日までの期間で、約100人の希望退職を募集すると発表していた。希望退職者の人数などはまだ確定していないが、割増退職金や再就職の支援費用による特別損失が発生する見込みだという。

一方、26年3月期の年間配当予想については1株あたり13円(前期は13円)と従来予想より3円増やす。純利益予想は下方修正したが、手元資金の水準やキャッシュフローの見通しを踏まえて、安定的な株主還元を重視する。

同日発表した25年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比9%増の897億円、純利益は63%減の6億7500万円だった。データセンター関連製品の需要が伸びたが、中国の関係会社の整理などに伴う特別損失を計上し最終減益となった。

【関連記事】

  • ・タムラ製作所、希望退職者100人募集 中計の一環で
  • ・タムラ製作所、営業利益50億円に上振れ 26年3月期
  • ・タムラ製作所、メキシコ工場に4億円投資 データセンター需要に対応
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。