佐川急便では25年12月に荷物が急増し預かりの制限や配達の遅延が起きた

SGホールディングスは6日、2026年3月期の連結営業利益が前期比2%増の900億円になる見通しだと発表した。従来予想から20億円下方修正した。トランプ米政権の関税政策の影響で航空・海上輸送の運賃が下落し、アジアから米国への物流を主力とする傘下のスリランカ企業の業績が落ち込む。

営業利益を部門別にみると、グローバル物流事業の見通しを35億円引き下げ、損益トントンとなる。デリバリー事業は5億円下振れし700億円を見込む。傘下の佐川急便で25年末に大型セール「ブラックフライデー」で荷物が急増し、荷物の預かり一時制限や配達遅れが生じた。機会損失に加えて、遅れ解消のための追加車両や人員の費用がかかった。不動産事業は予想を引き上げた。

売上高にあたる営業収益と純利益見通しは据え置いた。営業収益は11%増の1兆6350億円、純利益は2%増の590億円を見込む。

同日発表した25年4〜12月期の連結決算は、営業収益が前年同期比10%増の1兆2300億円、純利益が13%減の444億円だった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。