
三井倉庫ホールディングス(HD)は6日、三井不動産と資本業務提携をすると発表した。三井不が三井倉庫の株式6.91%を183億円で取得する。三井倉庫の賃貸不動産の管理・運用などを三井不が担っていたが、資本業務提携で連携を深める。三井不のノウハウを活用して保有する不動産価値を高めるとともに、調達資金は医薬品を扱うヘルスケア関連の物流施設に投資する。
三井倉庫が24日に三井不を引受先とする第三者割当増資として新株を300万株、自己株を225万株割り当てる。これにより三井不の保有比率は現在の0.18%から6.91%に高まる。
調達した183億円は関東と関西のヘルスケア専用の物流施設2棟の新設に投じる。両施設は、三井不が開発のマネジメントや竣工後の施設管理などを担当する。三井倉庫は2027年3月期を最終年度とする5カ年の中期経営計画でヘルスケアを注力分野の一つに掲げている。三井不との連携でハード面の価値を高め、新規顧客の獲得につなげる。
両社はこれまでも、三井倉庫グループの賃貸不動産の管理やテナント誘致を三井不が担うなどの協力関係にあった。今回の資本業務提携で三井倉庫が保有する土地や建物の再開発や新規事業などでも協業し、連携を深める。三井倉庫は主力の物流施設の開発に適さなくなった土地を、オフィスや住宅として再開発する不動産事業にも力を入れている。
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