長瀬産業は中国の江蘇省無錫市に半導体用現像液の工場を増設すると発表した。生成AI(人工知能)向けなどの先端半導体の製造に必要な高純度現像液を製造する。先端半導体の生産拡大に伴って現像液の需要も急増しており、生産能力を高める。
工場新設のため100%出資子会社を4月、同市に設立する。長瀬産業が6割、完全子会社の中国法人を通じて4割出資する。資本金は3000万ドル(約50億円)。2028年4月をめどに生産を開始し、主にグローバル半導体メーカー向けの供給を見込む。
長瀬産業は25年6月に米化学メーカーのセイケムからアジア地域の高純度化学品事業を1億100万ドルで買収した。先端半導体向けの高純度現像液は日中で既に製造しているが、既存の生産能力を超える需要があるとみて、中国で第2工場を建設する。
6日の決算説明会で鎌田昌利取締役は「(半導体の)グローバルメーカーからの需要に中長期的に対応する。中国リスクについても検討した上で投資判断した」と説明した。
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