日清オイリオグループが9日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比86%増の225億円だった。横浜市内の事業所跡地売却に伴う固定資産売却益として231億円を計上したことが寄与した。家庭用植物油の価格転嫁が遅れたことが響き、営業利益は前年同期比20%減の135億円だった。

売上高は3%増の4169億円だった。グローバル油脂・加工油脂事業でマレーシア子会社が販売するチョコレート用油脂の販売数量が伸び、販売単価も上昇したことで全体を押し上げた。

ファインケミカル事業は国内の化粧品原料の販売数量が伸長したが、スペイン子会社で中国向けの化粧品原料の輸出が減り、利益を下押しした。

26年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比2%増の5400億円、純利益は83%増の235億円を見込む。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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