
「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションが9日発表した2025年7〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比31%増の36億円だった。国内外で計73店舗を新規出店したことが寄与した。商品開発の強化やデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資継続などで既存店売上高も伸ばし、原材料価格や人件費の上昇をカバーした。
売上高は21%増の722億円、営業利益は26%増の54億円だった。すし・しゃぶしゃぶの食べ放題専門店「ゆず庵」やラーメン店「丸源ラーメン」など主力ブランドの国内既存直営店が売上高と客数ともに前年同期を上回った。営業時間の拡大や価格改定のほか、焼肉事業などで新型特急レーンや配膳ロボットの導入などDX施策が貢献した。
海外事業では中国を中心に展開するハンバーグ専門店「肉肉大米」など37店舗の新規出店が寄与して売上高は3倍近くとなった。
同日、役員を除く経営幹部層の社員78人を対象に業績達成条件付きのストックオプション(株式購入権)を発行すると発表した。30年までに連結売上高2200億円を目標とする中期経営計画の達成にむけて社員の意欲を高める。
26年6月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比19%増の1471億円、純利益は20%増の74億円を見込む。
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